車いす各部の名称とサポート機能

介護福祉士国試 第33回 問題42


(资料图片仅供参考)

Hさん(35歳、男性)は6か月前、高所作業中に転落し、第6胸髄節(Th6)を損傷した。リハビリテーション後、車いすを利用すれば日常生活を送ることができる状態になっている。Hさんの身体機能に応じた車いすの特徴として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】 

1.ヘッドサポートを装着している。

2.ハンドリムがないタイヤを装着している。

3.レバーが長いブレーキを装着している。

4.片手で駆動できるハンドリムを装着している。

5.腰部までのバックサポートを装着している。

介護福祉士国試 第33回 問題41

標準型車いすを用いた移動の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】 

1.急な上り坂は、すばやく進む。ゆっくり進む

2.急な下り坂は、前向きで進む。後ろ向きで進む

3.踏切を渡るときは、前輪を上げて駆動輪でレールを越えて進む。

4.段差を上がるときは、前輪を上げて進み駆動輪が段差に接する前に前輪を下ろす。

段差を上がるときは、前輪(キャスター)を上げて進み、駆動輪(後輪)が段差に接したら、前輪を段の上に下ろす

5.砂利道では、駆動輪を持ち上げて進む。駆動輪ではなく、前輪を浮かせて進む。

介護福祉士国試 第31回 問題40

入居施設で生活する利用者が車いすを使用して外出するときに、介護福祉職が計画、準備することとして、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】 

1.長時間の外出を企画する。

2.家族に同行を依頼する。

3.外出先の経路情報を集める。

4.折り畳み傘を用意する。

5.介助ベルトを用意する。

介護福祉士国試 第31回 問題41

選択肢1から5の順で、ベッドから車いすへ全介助で移乗するときの、利用者の動作と、介護福祉職の身体の使い方の組合せとして、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】 

1.上半身を起こす    手首で持ち上げる

全介助で利用者の上半身を起こす場合は、まず体位を手前向きの側臥位にしてから、を利用者の頭の下に深く入れ、肘の内側で頭を支えるようにする。そして、もう片方の手を利用者の骨盤あたりに当てて、上半身をゆっくりと起こす。

2.ベッドの端に座る   踵(かかと)を浮かせて、低くかがむ

利用者をベッドの端に座らせるとき、介護者は踵を床につけて、支持基底面を広くとり、重心を低くして身体を安定させる

3.立ち上がる      前腕で真上(まうえ)に引き上げる

立ち上がらせるときは、利用者の両手を介護者の首または背中に回してもらい、利用者を前傾姿勢にして、前方へ誘導することで臀部を浮かせるようにする。

4.車いすに移る     重心を安定させて、車いすへ足先と身体を向ける

利用者を車いすに移すとき、介護者は重心を安定させるとともに、あらかじめ自分の足先と身体を車いすの方へ向けておく。これによって安定した移乗ができ、また腰をひねらずに済むため、介護者の腰痛予防にもつながる。

5.深く座り直す     座り直す方向に向けて、上下の重心移動をする

利用者に深く座り直してもらうときは、利用者を前傾姿勢にして臀部を浮かせ、前方向に重心移動して介助する。つまり介護福祉職は前後(水平方向)に重心移動をするため、上下の重心移動をするというのは不適切である。

介護福祉士国試 第32回 問題41

次の記述のうち、ベッドから車いすへの移乗介護で最初に行うこととして、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】 

1.移乗の目的を説明して同意を得る。

2.移乗の方法を説明する。

3.衣服を着替えてもらう。

4.車いすを介護しやすい位置に調整する。

5.ベッドの高さを調節する。

介護福祉士国試 第33回 問題50

下肢筋力の低下により立位に一部介助が必要な車いすの利用者が、トイレで排泄(はいせつ)をするときの介護として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】 

1.便座の高さは、利用者の膝よりも低くなるように調整する。

膝折れを防ぐため、便座の高さは利用者の膝よりも少し高くなるように調整する。

2.便座に移乗する前に、車いすのバックサポートに寄りかかってもらう。

便座に移乗しやすいよう、車いすに浅く腰掛けてもらう。

3.車いすから便座に移乗するときは、利用者の上腕を支える。

車いすから便座に移乗するときは、利用者がバランスを崩さないように腰部を支える

4.利用者が便座に移乗したら、座位が安定していることを確認する。

5.立ち上がる前に、下着とズボンを下腿部(かたいぶ)まで下げておく。

下着とズボンは、利用者が車いすから立ち上がった状態で下腿部まで下げる。

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